2017.07.04 雨女vs晴女 国立 猪口菜

お久しぶりのブログになってしまいました。
今年は週1くらいでなんらかの文章を綴っていこうと思ってたのに・・・
頑張りますです。はい。

ちょっと前になりますが、6/16の国立  猪口菜さんの演奏後記を。
初出演のこちら、フルート奏者満島貴子ちゃんにお誘いいただきました。

この日の演奏テーマはずばり“雨”。
雨をテーマにした曲、雨を連想させる曲を中心にお届けしました。

一番最初に演奏した「Gaiolas Abertas」(開け放たれた鳥かご)。
雨の曲ではないのですが(最初から脱線。笑)私の中では“雨上がり”のイメージ。
まだ新しい雨の雫たちが木々の葉の上でキラキラ光り、そこを色とりどりの
美しい鳥たちが自由に楽しげに森の奥へ消えていく・・そんな感じ。
前奏の時、満島ちゃんにバードコールをやってもらいました。
このバードコール、本体に刺さってるネジを撚ると鳥の囀りになるのです。
(面白いんですよー。まさに小鳥!です)
満島ちゃんはいたくこの楽器が気に入ったらしく(笑)かなり真剣にトライしてくれました。
(彼女はなかなか上手にできなかったのが悔しかったらしく、後日購入したそうです)

そこからは、ブラジル音楽と彼女のオリジナル曲を交えての演奏。
「Gentle Rain」「Chovendo na Roseira(薔薇に降る雨)」「Águas de Março(3月の水)」
そして満島ちゃんのオリジナル「傘の花」「Blue and Bitter sigh」「3note samba」などなど・・
「Blue and bitter sigh」(青く苦い溜息)はだーい好きな曲!
もう早く演奏したくて、前夜からワクワクしてました。
彼女が学生時代だった時の、ちょっとビターな想い出をモチーフに作られたこの曲。いいですぞ!
演奏終盤にかけては、梅雨が終わり、暑い夏に向かっていく曲を演奏しました。
写真は、Maroon5の「Sunday Morning」のボサノバアレンジを、なんと満島ちゃんが歌ってるところ!
フルート&ボーカル・・・やるなぁ。

楽しいMC、温かいお客さまのツッコミ(笑)、そして陽気なマスターのお陰で、終始笑いと共に演奏が終了しました。
お店の常連さん、満島ちゃんのファン、サプライズのお客様、沢山の方にお集まりいただきました。
皆さま、有難うございました!

スーパー晴女の満島ちゃんと、スーパー雨女のわたくし。
この日の軍配は満島ちゃん。
次回こそ私が勝ちたいものです(・・いや、負けた方がいいや)

ファーストアルバムつくりました!

ボサノヴァってどんな音楽でしょう?
カフェや静かなレストランで流れてるギターと小さな声の歌の音楽と言うと、ああ!とお分かりになるかもしれません。
それくらい日本ではボサノヴァは当たり前のように、私たちの日常に溶け込んでいます。

ボサノヴァは基本ギターと歌声で構成されている、とても小さな世界。
しかしその中には、ブラジルの歴史や壮大な自然、愛や人生など色とりどりの世界が広がっています。
そんなボサノヴァやサンバは、悲しい時も嬉しい時も人々の人生に寄り添ってきました。もちろん私の人生にも。

【サロン・ド・ボッサ】では、ギターやボーカル、弾き語りのレッスンを通して、皆さんにこの美しいブラジル音楽の世界を知っていただけたらな、と思います。
そしてレッスンだけでなく、音楽仲間と集ったり、好きな曲をシェアしあったり、発表会をしたり・・・ レッスンだけではなく、人と人がつながっていけるような、そんな場所になっていけたらという願いを込めて“サロン”という名前を付けました。

音楽との出会い。人との出逢い。
この音楽を通していただいた、宝石のようなものを皆さんとシェア出来たら。
私も皆さんにお会いするのを心より楽しみにしています。
どうぞよろしくお願いいたします!

サロン・ド・ボッサ(SALON de BOSSA)
https://salon-de-bossa.com/

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