2021.12.31 2021年の暮れに
2021年もあと少しで新しい年になろうとしています。
今年はお仕事や演奏活動できたのはトータル半年くらい?
あとは緊急事態宣言で、ひたすら家に籠もっていました。
家に籠もって、なんか普通の、ある意味穏やかな生活をしてました。
適度に運動して(宅トレとか・・)、きちんとご飯を食べ、お酒も控えめにして、夜は早めに寝て。
パンを作ったり、お菓子を作ったり、動画を撮ったり・・・
こんな生活たぶんこの先することないだろうなあ、と思いながら。
そんなふうに体や心が穏やかになると(常にコロナの恐怖はあったにせよ)、ゆっくりと色々なことを考えられます。それもポジティブに。
仕事のこと、演奏のこと、人生のこと、命のこと・・・
得に“音楽と自分”というのは深くじっくり考えました。
今まで見ずに聞かずにしようとして来た自分の声や思い、いえ、見えて聞こえてたのに認められなかったもの。認めたくなかったものかな?
それらがストンと腑に落ちた感じがします。
不思議な事に、認めるのが怖くて目を逸らしていたのに、腑に落ちたらとても気持ちが楽にりました。
楽になって、心が“いい塩梅”になりました。
コロナ禍、まだ収束はしていないし不安は多々ありますが、今振り返ると人生でものすごく貴重なもの、“有り余る時間”をいただいた一年でした。
たくさん考え、たくさん自分と向き合えた大切な時間になりました。
年末に見た東京の夜景。これだけの人が生活を営んでいます。
まだみんなマスクをしながらも、この夜景やけやき坂のイルミネーションを目をキラキラさせながら楽しんでました。
そんな日常の些細な楽しみが早く以前のように当たり前になりますように。
人と人が交わる世界が当たり前になりますように。
そんな願いを込めながら、年の瀬ゆっくりおうちでこれを書いてます。
皆さま、今年も一年ありがとうございました!
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えくださいませ
2021 12.31
阿部かよこ