2026.07.13 新たなる旅路
2026年7月、長年暮らした東京から、地元である茨城県に引っ越しすることになりました。
今年のゴールデンウィークに帰省した時には全くそんな話の片鱗も無く、でも帰省する度に、両親も歳を重ねたねえ、と主人と話はしてました。
そんな話をしつつも、両親はまだ元気だし、私も主人もこちらでの仕事も活動もあるし・・・と、話はそこまでで、特に具体的に動くとかでもなく数年が過ぎていきました。
しかし今年の5月の中頃、“ねえ、ご両親が元気なうちに茨城に引っ越さない?”の主人の一言から約2ヶ月、物事は怒涛のように流れ、現在引っ越し荷物の段ボールに囲まれ、来週の引っ越しの日を待ってます。
約半世紀生きてきて、私の人生にも様々なステージやシチュエーションがありました。
何かが変わる時、何かが進んでいく時には、物事がまるでパズルのようにカチッカチッとはまって滞ることなく川が流れていくように進んでいきます。
その流れの先が激しい滝かもしれないし、凪の海かもしれないけど、とにかく何かが変わる、そんな時がありました。
そして、滝のようでも凪のようでも、なんであれ私はこうして生きてこられたのです。
それも、結構幸せに。
今回、また再び大きな流れが来ているな、と感じます。
私は慎重で臆病で、変化をものすごく恐れる人間なので、こういう強制的な変化に対して頭は不安でいっぱいになっちゃいます。
不安で不安で、まだ来ぬ未来を考え憂いすぎて疲れ果ててしまうのです。
本音は今回も不安はある。あり過ぎるほどある。ん、だけ、ど。
でも、なんか心のどこかから“楽しいことが待ってるかもしれないよ”って声が聞こえるんです。
こういう声が聞こえると『いかーーーん!!!そんな物事甘くないんだよっ!!!』という別の声が、私をぺしゃんこになるまで諌めるのが常でしたが、なんかね、もうそろそろ自分の心の声を聞いて、信じてあげてもいいかも、と思ったりもしてます。
この大きな流れに乗ってみてもいいかもなあ、って。
大丈夫、なんとかなる。今までだってなんとかなってきたんだから、って。
上京して30年以上、その中でブラジル音楽と出逢い、素晴らしいミュージシャンたちと共に20年以上音楽活動を続けてこられて、本当に楽しかった。憧れてた場所、演奏旅行、各イベントやホールコンサート、沢山の場所で演奏させていただきました。
プラッサオンゼでは9年に渡ってセッション女将もやらせていただいて。
本当に本当に楽しかった。・・・楽しいばかりではなかったりもするけど。笑。
今回の引っ越しは、これから先の人生で音楽とどう向き合い、どう付き合っていきたいのか、常に現場に近すぎて見過ごしてきてしまった小さな心の声を、少し離れた静かな場所で再度自分に問いかけてみる、そんな機会をいただいたのかもしれません。
音楽とともに、家族とともに、どう人生を生きたいのか、ゆっくりとまっすぐに考えなさい、と。
親しい友人、仲間たち、演奏してきた数々の大好きなお店、いつでも行けると思ってた場所、意識もしてなかった便利さ、etc,..
長年暮らしたこの地を離れるのはやはり寂しいけど。
地元は都内からドアツードアで2時間くらい。
また引っ越しが落ち着いたら、今までのように好きな場所で演奏活動を続けさせていただけたら、と思ってます。
沢山の出逢いがあったレッスンも、“何が出来ないか”じゃなく、“何が出来るか”の視点で、また新たなる挑戦と出逢いを待ちわびながら、楽しい!と感じていただけるようなレッスン環境を創るべく試行錯誤してみます。
またね、東京。今までありがとう。楽しかった、ほんと。
この地で出逢った沢山の人たち、繋がってくれた人たち、出逢いも別れも含め、私の人生の宝物です。
ありがとうございます。
またお会いしましょう!
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
Tchau!!!
2026年 7月
阿部 かよこ
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