2017.02.09 冬のカーニバルと春の予感

2月のはじめの演奏はP’s Barから。
この日は冬のような春のような、嵐の日でした。
週の初め、そして悪天候の中をお越しくださった皆さまに、心からありがとうと感謝を。
ありがとうございました。

私の大好きなミュージシャンお二人との共演。
須古さんのギターはどこまでも優しく温かく、マツモニカさんのハーモニカはどこまでも
自由で甘く切ない。

2月、ブラジルではカーニバルの始まる季節。
今回の演奏はサンバ、カーニバルをキーワードに選曲してみました。
このユニットでは、私はしばしばギターを置いて歌だけ演奏します。
弾き語りだと、どうしても分散してしまう耳や体。
この時はお二人の音を聴き、添えるように、交われるようにとぐっと集中します。
シコ・ブアルキの“SAMBA E AMOR”は、須古さんとマツモニカさんの真骨頂だったのでは。
美しく気怠く、沈み込むような重力と静けさがありました。

お客様は、サンバで揺れたり、コーラスで参加してくださったり。
そんな素敵な皆さんに囲まれて、幸せで楽しい時間を共有出来ること、本当に幸せです。
アンコールは春を待ちわびる気持ちを・・と思い、“Trevo de 4folhas”(四つ葉のクローバー)というマルシャの曲を用意してたのですが、急遽変更(笑)
やはり春の予感を歌った“Chovendo Na Roseira”(薔薇に降る雨)にしました。
なんだか、こちらの曲の方がこの日の天候にしっくりくる気がして・・・

そしてこのユニットは、アフターアワーも充実!
リラックスしてビールを呑みながら、またしても音の輪が出来ていきます。
次回は3/28(金)、ぜひこの楽しいユニットを聴きにいらしてください。

ファーストアルバムつくりました!

ボサノヴァってどんな音楽でしょう?
カフェや静かなレストランで流れてるギターと小さな声の歌の音楽と言うと、ああ!とお分かりになるかもしれません。
それくらい日本ではボサノヴァは当たり前のように、私たちの日常に溶け込んでいます。

ボサノヴァは基本ギターと歌声で構成されている、とても小さな世界。
しかしその中には、ブラジルの歴史や壮大な自然、愛や人生など色とりどりの世界が広がっています。
そんなボサノヴァやサンバは、悲しい時も嬉しい時も人々の人生に寄り添ってきました。もちろん私の人生にも。

【サロン・ド・ボッサ】では、ギターやボーカル、弾き語りのレッスンを通して、皆さんにこの美しいブラジル音楽の世界を知っていただけたらな、と思います。
そしてレッスンだけでなく、音楽仲間と集ったり、好きな曲をシェアしあったり、発表会をしたり・・・ レッスンだけではなく、人と人がつながっていけるような、そんな場所になっていけたらという願いを込めて“サロン”という名前を付けました。

音楽との出会い。人との出逢い。
この音楽を通していただいた、宝石のようなものを皆さんとシェア出来たら。
私も皆さんにお会いするのを心より楽しみにしています。
どうぞよろしくお願いいたします!

サロン・ド・ボッサ(SALON de BOSSA)
https://salon-de-bossa.com/

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