2018.04.25 幸せの記憶の中に

先日、友人夫婦のウェディングパーティに出席&演奏させていただきました。
日曜の昼間、まるで初夏のようにさんさんと降り注ぐ日の光。
会場には沢山のお花が素敵にデコレートされていました。
新婦さんのお仕事はインテリアコーディネーター。流石です!

以前お二人で一緒にライブに来てくれ、ぜひパーティで演奏をと今回のお話をいただきました。
二つ返事でお受けしたのですが、友人やお知り合いのお祝い事での演奏、正直一番緊張します(笑)。
ハレの日に粗相をしてはいけない・・と、前日からドキドキでした。

演奏はお二人のご希望でクロマチックハーモニカ奏者のマツモニカさんと。
仲睦まじいお二人に、“Você e eu(あなたと私)”,“Quero te assim(こんな風に)”
“Minha Namorada(僕の恋人)”の3曲をピックアップ。
どれもロマンティックな愛の曲。
テラス席からの風で最初の曲の譜面が舞い飛ぶというアクシデントがありましたが(笑)
そこはベテランのマツモニカさん!
ギターを止めて譜面回収で無音状態なのに、何事もなく素晴らしいソロを吹いてくれました。ハプニングもありつつ演奏は無事終了。
最後に演奏したMinha Namoradaで新郎新婦がファーストダンスをしてくれました。

なんて幸せそうな風景なんでしょう。
私は天邪鬼で、セレモニー的なものを“ふんっ!”って斜に構えてしまうところがあるのです。
照れ臭いんですよね。こそばゆいというか、なんかそわそわしてしまうというか・・・
でも今回、皆に囲まれて本当に幸せそうなお二人を見ていると、素直にいいなあって感じました。
祝いの儀式、別れの儀式、様々なセレモニーがありますが、どれも未来に向かって進んでいけるよう、
何かしら心に区切りをつける作業なのかな、と。決意、というか。
そしてそこには支えてくれる、見守ってくれる仲間たちが集い、その決意を受け止める。
なんだか大きなあたたかい輪が作られているようで、私の変に意固地な思いも
あたたかく溶けるような、そんな幸せ溢れる会でした。

この幸せな時間の記憶に、私たちの音楽が少しでも色を付けられていたら。
これから先、色々なことがある毎にその記憶の絵を2人で思い出してくれたら。
そう願いつつ、お二人の幸せを祈っています。
どうぞ末永くお幸せに!ありがとう。

ファーストアルバムつくりました!

ボサノヴァってどんな音楽でしょう?
カフェや静かなレストランで流れてるギターと小さな声の歌の音楽と言うと、ああ!とお分かりになるかもしれません。
それくらい日本ではボサノヴァは当たり前のように、私たちの日常に溶け込んでいます。

ボサノヴァは基本ギターと歌声で構成されている、とても小さな世界。
しかしその中には、ブラジルの歴史や壮大な自然、愛や人生など色とりどりの世界が広がっています。
そんなボサノヴァやサンバは、悲しい時も嬉しい時も人々の人生に寄り添ってきました。もちろん私の人生にも。

【サロン・ド・ボッサ】では、ギターやボーカル、弾き語りのレッスンを通して、皆さんにこの美しいブラジル音楽の世界を知っていただけたらな、と思います。
そしてレッスンだけでなく、音楽仲間と集ったり、好きな曲をシェアしあったり、発表会をしたり・・・ レッスンだけではなく、人と人がつながっていけるような、そんな場所になっていけたらという願いを込めて“サロン”という名前を付けました。

音楽との出会い。人との出逢い。
この音楽を通していただいた、宝石のようなものを皆さんとシェア出来たら。
私も皆さんにお会いするのを心より楽しみにしています。
どうぞよろしくお願いいたします!

サロン・ド・ボッサ(SALON de BOSSA)
https://salon-de-bossa.com/

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